毎日の汚れを落とし、体をリラックスさせるために欠かす事のできないお風呂。
しかし
体は綺麗になってもお風呂場には汚れが溜まっていく事になるんです。

このため、定期的な掃除は必須なんですよね。
多くの方が毎日掃除していると思いますが、完璧に掃除している方は少ないと思います。
というのも、お風呂場の汚れには様々な種類があり
掃除の仕方や、頻度が異なるんです!

じゃあ『正しい掃除のやり方』って、どうやるんでしょうか?
そんな悩みをお持ちの方は、最後まで読んでみて下さい。
今回は【お風呂掃除のやり方と頻度】について解説していきたいと思います。
- お風呂場の汚れの種類
- お風呂掃除の基本
- 頻度別・お風呂の洗い方
お風呂場の汚れ

お風呂といえば、水を使うためカビの存在が大きいと思います。
しかし、実に様々な汚れが存在している事をご存知ですか?
- カビ
- ヌメリ
- 水垢
- 黒ずみ

それぞれの汚れがつきやすい場所や、落とし方が違いますので注意が必要です。
基本的なお風呂掃除に必要な物とやり方

汚れへの対応は様々ですが、基本的な掃除のやり方は同じです。
まず、お風呂掃除に必要な物は
- 洗剤
- スポンジ
- ゴム手袋
- 風呂ブーツ
- タオル
洗剤は汚れに応じて変化させる必要がありますが、それ以外は同じ物を使いまわしてもOK!

中でも洗剤を使うため、ゴム手袋と風呂ブーツは必ず用意しておきましょう。
洗い方も基本的には同じです。
その工程は
- シャワーをかけて濡らす
- 洗剤を散布し泡だてる
- スポンジでこする
- 泡が残らないようにすすぐ
ポイントは、水ではなくお湯を使う事!

汚れは、温度が高い方が浮き上がりやすいからなんですよね♪
そして
洗剤は、しっかりと泡立てる事が大事!

泡の力で、汚れを剥がす事ができるからなんです。
優しくスポンジでこすった後は、しっかりと泡を流すようにしましょう。
お風呂で毎日掃除する場所

毎日の掃除で使う洗剤は、お風呂用の中性洗剤でOK。
浴槽掃除のやり方
お湯を翌日まで残しておくと汚れが付着しやすくなるため
お風呂が終わったら必ずお湯を抜くようにしましょう。
その後、スポンジに中性洗剤をつけて軽くこすり洗剤が残らないようにしっかりシャワーで流します。

でも、残り湯を洗濯に使う家庭はどうしたらいいんでしょうか?

そんな時は【重曹】を使って下さい。
具体的な方法は
残り湯の中にカップ1杯程度の重曹を溶かしておくだけ!
こうする事で浴槽に汚れが付きにくくなります。
床掃除のやり方
やり方は浴槽と同じく中性洗剤をつけて軽くこするだけ。
この時
最も楽な方法はスポンジを踏んで足で洗う事。

汚れは、隅の方につきやすいので忘れずにこすりましょう。
その後、洗剤が残らないようにしっかりシャワーで流します。
特に、床面は泡が残りやすいのですすぎは念入りに!
中には、翌朝に洗う方や足で洗う事に抵抗のある方もいますよね??
そんな方には
柄のついたスポンジがあれば便利です。

これなら、しゃがんだり腰を曲げたりする必要がありませんね♪
排水口掃除のやり方
排水口は、汚れや髪の毛が最も溜まりやすい場所。
このため
少し念入りに掃除する必要があります。
ゴミキャッチャーに溜まった髪の毛などは、手で取り除いておきます。

特に雑菌が繁殖しやすい場所なので、ゴム手袋は必須!!
その後、外せるパーツを外してから中性洗剤をつけてスポンジでこすりましょう。
完璧に雑菌を抑制するために、3日日に1度はカビキラーなどの塩素系漂白剤を吹きかけて殺菌しておきましょう。
放置しておくとお風呂の排水口から嫌な臭いがするって事になりますので、しっかり掃除する事をおすすめします。

お風呂で週に1度は掃除する場所

毎日洗う必要はありませんが、意外と汚れが溜まりやすい部分ですので週に1回ぐらいのペースで掃除しておきたい場所を解説します。
壁掃除のやり方
体や頭を洗う時、椅子に座って洗う方が多いと思います。
このため
壁の汚れは上よりも下の方につきやすい傾向があります。
洗い方は、中性洗剤をスポンジに付けて上から下へ向かって洗うようにし、特に床付近は念入りにこすってください。

注意したいのは、隅の部分やタイルの目地にはカビが発生しやすい事。
もし、黒いポツポツがあるようなら【塩素系漂白剤】を吹きかけて繁殖を抑えておきましょう。
お風呂のカビを予防する場合、お風呂から出る前に熱めのお湯を流してカビ菌を死滅させ、そのあと冷水で冷やして温度を下げると効果的。

蛇口掃除のやり方
水道の蛇口周りは、最も水垢が目立ちやすい場所です。

せっかくピカピカのステンレスが、白く濁ったように見えるのは汚らしいですよね…。
そこで
水垢(アルカリ性)とは反対の性質を持つクエン酸水(酸性)を使います。
まず、水100mlに対して小さじ1杯のクエン酸を溶かし水溶液を作ります。
できたクエン酸水をスプレーボトルに入れて吹きかけ、スポンジで軽くこすれば水垢は綺麗に落とせます。

酸化を早める危険もあるため、残らないようにしっかりシャワーで流す事が大事です。
お風呂の水垢を予防するには、使用後に蛇口の水気を拭き取る事を習慣にすればOK。

イスや桶掃除のやり方
お風呂場で使う小物にも汚れは溜まっていくため、一個づつ洗うよりもまとめて洗ってしまいましょう。
やり方は
お風呂の残り湯にカップ1杯の重曹を溶かして漬けておくだけ。
そのまま一晩つけおきして、それぞれをスポンジでこすって洗いましょう。

子供のオモチャなんかは、特に凹凸のある形状ですので洗い残しが無いように注意してください。
小物だけでなく、保温のために使う蓋もカビやすいので一緒につけおきして洗っておきましょう。
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お風呂で月に1度は掃除する場所

ここからは、意外と忘れがちな場所を解説していきます。
目安としては月に1度ぐらい。
ドア掃除のやり方
お風呂のドアは中が見えないようにすりガラスになっています。

実は、このすりガラスの表面は凹凸があり水垢が溜まりやすいんですよね。
しかも目立ちにくいため
気がついたら頑固にこびり付いていた!
なんて事に…。
このため、月に1度ぐらいは掃除しておきましょう。
やり方は、蛇口と同じようにクエン酸水を吹きかけてスポンジで擦るだけ。
また、取って部分やゴムパッキンにカビが発生しやすいため、黒いポツポツがあるなら塩素系漂白剤を使います。

見落としがちなのが、下部に取り付けられたガラリ部分!
この場所は
空気を循環させるための通気口でありホコリが溜まり安い場所なんです。
このため、ホコリを取り除いておかないと換気扇の効果が薄れてしまうんですよね。
ガラリ部分は、洗剤ではなく綿棒や掃除機でホコリ取り除いて空気が通りやすくしておきましょう。
天井掃除のやり方
天井部分には直接水がかかる事ありませんが、湿気が溜まりカビが発生しやすい場所でもあるんです。
しかし
天井に向けて洗剤を吹き付けると、垂れて目に入ったりする危険があるためNG!
だからといって、脚立を使うのも狭いし転倒の危険もあります。

そこで、柄の長いフロアワイパーを使いましょう。
天井ではなくシートに洗剤をつけて拭き取る事で、洗剤が垂れてくる危険を回避する事が可能となります。
その後は、ウェットシートを使って洗剤を拭き取ればOK。
特に、隅の部分はカビが生えやすいので重点的に拭き取るようにして下さい。

お風呂で年に1度は掃除する場所

エプロン掃除のやり方
ほとんど掃除をしない、もしくは掃除した事もないって方もいるのがエプロン。

実際、ボクも昔は外せることさえ入りませんでした。
エプロン内部は通気性が悪い場所であり、放置していると大量の汚れやカビが生息している可能性があります。
エプロンは、一般的には持ち上げて手前に引くと外れます。
その後、塩素系漂白剤を吹きつけ20分ほど放置。
外したエプロンにもカビなどが付着している事もあるので忘れずに吹きかけておくようにしましょう。
時間が来たらスポンジやブラシてこすって落としますが、ぶっちゃけ1回では落としきれない事もあります。
そんな場合は時間を置いてから再び塩素系漂白剤を使うようにしましょう。

ちなみに、ボクは漂白剤を1本まるまる使いますよ。
浴槽のエプロン掃除のやり方については下の記事で詳しく解説しています。

換気扇掃除のやり方
浴室乾燥のため、ほとんど1年中回しっぱなしって家庭も多いのではないでしょうか?
意外と思われるかもしれませんが
浴室にも意外とホコリが多いんです。
しかも湿気を含むためカビになりやすく、1年も経てばかなりの汚れが溜まることになります。
やり方は、カバーとフィルターを外して洗剤で洗うだけ。
しかし、キッチンと違い油汚れは付着しませんので
使用する洗剤は中性洗剤で十分です。
しっかりと乾燥させたら、元に戻して完了。
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正しい掃除のやり方でお風呂を綺麗に保ちましょう
今回の記事をもう一度まとめると
- お風呂には様々な汚れがある
- それぞれに適した掃除方法がある
- 掃除する頻度は場所によって違う
これらを理解して、毎日のリラックスタイムを快適に過ごしてください。
こびり付いてしまった汚れや、自分で掃除する時間がない方は
プロに依頼するのも手です。
豊富な知識と技術を用いて、あなたのお風呂場をピカピカに蘇らせてくれる事でしょう。

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