家の中でダニが大量発生!?その原因と対処法を詳しく解説

家の中に潜む見えない敵…。

それがダニです!!

日常生活の中で

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • かゆみ

こんな症状に悩まされてはいませんか?

それは、気づかないうちに大量発生しているダニのせいかもしれません!

危険なダニから、大切な家族やペットを守るためにはどうすればいいのか?

そこで今回は【ダニが大量発生する原因と効果的な対処法】について解説していきたいと思います。

最後まで読んで、ダニとの戦いに勝利しましょう!

この記事を読んでわかる事
  • ダニが大量発生する原因
  • ダニによる健康被害
  • 家に発生するダニの種類と特徴
  • 増えたダニへの対処法
  • ダニの発生を予防するには?
目次

ダニが大量発生する原因

ぶっちゃけ、ダニがいない家庭はありません!

その理由は、人間の家の中にはダニが生息する環境が整っているからなんですよ。

まずは、ダニの生態について解説していきましょう。

ダニの生態と生息環境

ダニは、私たちの身の回りに潜んでいる小さな生き物です。

その体調は【0.3mm~1mm程度】と小さく、肉眼で見つけるのは難しいのが現実…。

でも、知っていますか?

ダニは湿度や温度が高い場所を好むって事を!

特に日本の夏は高温多湿となり、ダニにとっては最高の生息環境になるんですよね。

さらに夜行性であるダニは暗い場所を好み、家の中にある

  • 布団
  • ソファー
  • マットレス
  • カーペット

こういった場所に生息しやすいんです。

家の中でのダニの繁殖条件

家の中でダニが繁殖するには条件があります。

  • 20~30℃の温度
  • 60~80%の湿度
  • 豊富なエサ

湿度と温度がある場所は、ダニが卵を産み孵化させるのには最適な環境と言えるんです。

そして問題なのがエサ!

ダニって、何を食べているの?

皆さんの中には

ダニ=血を吸う

というイメージがあるかも知れんせんが、それは一部のダニでしかありません。

大量発生しやすいダニのエサとなるのは

  • ホコリ
  • 人間(ペット)のアカ
  • 人間(ペット)のフケ

こんなの、どの家庭でも毎日でるでしょ?

つまり、ダニが生息しない家なんて存在しないんです!


さらに恐ろしいのが

1組のダニが2ヶ月後に3000匹まで増えるという驚異の繁殖力!

これが大量発生の原因なんですよ…。

ダニが原因でおこる健康被害

ダニの被害について、皆さんはどれぐらい知っていますか?

その影響は表面的なモノだけでなく、予想以上に深刻な被害へと繋がる可能性もあるんです。

ここでは、ダニが引き起こす健康被害について解説します。

直接ダニに刺される事による被害

ダニの被害と聞いて、多くの人は刺される被害を思い浮かべるでしょう。

でも実は、ダニに刺された直後は痛みやかゆみは感じにくいんすよね。

刺された部分は数時間から2日後に晴れ上がり、徐々にかゆみが強くなっていくんです。

その後、刺し傷はかさぶたとなり1週間ほど跡が残る事も…。

これだけでも困った被害ですが、本当の恐ろしい被害は他にあるんです!

アレルギー症状の原因となる被害

ダニの被害は刺される事だけではありません!

恐ろしいのは、ダニの死骸やフンを吸い込む事で

アレルギー症状が出る事!

具体的に起こる症状は

ダニによるアレルギー症状
  • アレルギー性鼻炎
  • アレルギー性結膜炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 喘息

特に免疫力の低い方にとって、これらのアレルギー症状は命に関わる重要な問題となりかねません!

家族に小さなお子さんやお年寄りがいる場合、ダニによるアレルギー被害には十分な注意が必要と言えるでしょう。

部屋に潜む見えないダニの種類

ダニと言っても、その種類や生態や食性は様々あります。

部屋の中で大量発生しやすいダニは以下の4種類。

  • チリダニ
  • コナダニ
  • ツメダニ
  • イエダニ

それぞれの特徴と生態について解説します。

チリダニ(ヒョウヒダニ)

我々の日常生活の中でよく見られるダニの一種がチリダニ

このチリダニは、ホコリや動物のフケを主食としているため寝具やソファーなどの家具を好んで生息しています。

さらに驚くべき真実は

ホコリ1gの中に、300匹ほどのチリダニが生息していると言われています!

たった1gですよ???

この事実は、常に私たちの身の回りにチリダニが生息している事の証明なんです。


ぶっちゃけ、チリダニが人を刺す事はありません。

しかし、その死骸やフンが原因でアレルギー症状を引き起こす原因となるため厄介なダニと言えるでしょう。

コナダニ

私たちの身近な食品、特に粉モン(関西弁)に生息しやすい小さなダニがコナダニです。

その名前からわかるように、小麦粉や片栗粉などの粉モンを好んで生息するのが特徴。

コナダニの体長は、わずか0.3mmと非常に小さく

保存袋を輪ゴムで縛っていても、隙間から簡単に侵入してしまいます!

特に、梅雨の時期は注意が必要です。

なぜなら、コナダニは湿度が高くなると爆発的に増殖する傾向があるからなんですよね。

キッチンのテーブルや床に、粉を撒いたような跡はありませんか?

それは、コナダニが大量発生している兆候かも知れません…。


しかし、安心して下さい!

万が一、コナダニを食べたとしても人体に害はありませんから!!


ただ、あまり気分の良い状況ではないので、適切な保存方法でコナダニの大量発生を防ぐ事が大切と言えます。

ツメダニ

上記のチリダニやコナダニなど、他のダニを捕らえて体液を吸うのがツメダニ

このため、ツメダニ単体で大量発生する事は無く

チリダニやコナダニの発生に伴って、二次的に増殖する事が多いでしょう!

体液を吸うための鋭いくちばしが有り、防御の為に人を刺してしまう事も!

刺されても血を吸われる事はありませんが、痒みの症状は発生してしまいます。

特に、太もも二の腕などの柔らかい部分を刺すため、刺されると気になって仕方ありませんよ…。

主に、カーペットや畳に好んで生息するのが特徴。

イエダニ

ネズミや鳥に寄生し、宿主の体内から血を吸う事で生きているのがイエダニ

恐ろしい事に、宿主である動物がいなくなると

人間の体から血を吸う事があるんです!

特に湿気を好むイエダニは、体の中でも

  • ヘソの周辺
  • わきの下
  • 内もも
  • 陰部

こういった汗をかきやすい場所を好みます。

刺される場所の特徴から【エロダニ】なんて呼ばれる事もありますが、笑い事では済まないんですよ!

なぜなら、刺された後は激しいかゆみに襲われる事になるでしょう…。

正しいダニの対処方法

家で大量発生したダニは、どのようにして対処すればいいのか?

主な対処法は3つ。

  • 高温で死滅させる
  • 薬剤を使って退治
  • 専門業者に依頼する

順に解説していきましょう。

ダニを効果的に駆除!高温での対処法と注意点

ダニという生物は、非常に熱に弱い生き物なんです。

一般的に、50℃以上の高温にさらされると死滅させる事が可能。

多くの家庭では、天気のいい日に布団を干しますよね?

しかしダニも生き残るため、温度が低い裏側に逃げてしまう事が多いんです。

そのため、確実にダニを仕留めるためには

布団乾燥機を使う事が効果的なんです!

布団乾燥機を使用する際、しっかりと熱を行き渡らせるためには20~30分ぐらいは運転してください。

家庭用の布団乾燥機でも効果は得られますが、コインランドリーにある業務用の乾燥機ならさらに高温で短時間のうちにダニを駆除する事が可能ですよ。

それ以上に、高温ダメージを与える事ができるアイテムが

スチームアイロンを使う事!

蒸気の力を利用し非常に高い温度となるアイロンは、服のシワ伸ばしだけでなくダニ退治にも使う事ができるんですよ。

ただし、使用するにはコツがいります!

ダニは夜行性であるため、明るい昼間の時間帯は布団の奥や裏側に隠れている事が多いんです。

じゃあ、どうすればいいの?

カーテンを閉めて電気を消し、部屋を暗くすればダニを表面に誘き出す事ができます。


無事にダニを退治しても、安心してはいけませんよ!

そのままダニの死骸を残しておくと、部屋の中を漂いアレルギーの原因となる恐れがあるからです。

高温で死滅させた後は、しっかりと掃除機ですとる事が大事です!

薬剤は即効性あり

ホームセンターやドラッグストアには、ダニの駆除の特化した駆除剤が販売されています。

主なタイプは

  • スプレータイプ
  • 燻煙剤タイプ
  • 据え置きタイプ

ぶっちゃけ、どの方法も効果はあります!

しかしそれぞれに【メリット・デメリット】が存在し、家庭環境に応じて選択する必要があるんですよ。

スプレータイプのダニ駆除剤

スプレータイプのダニ駆除剤は、気になる場所にプッシュするだけで手軽にダニを駆除できるのがメリット。

急なダニの対処には最適なアイテムと言えるでしょう。

しかし、ペットや子供がいる家庭では影響の心配がある事がデメリット。

燻煙剤タイプのダニ駆除剤

燻煙剤タイプのダニ駆除剤は、煙を充満させる事で部屋中のダニを駆除できる事がメリット。

だって、煙なら狭い隙間でも入り込む事が出ますもんね。

しかし人体の影響などを考慮すると、使用後の喚起や清掃などの手間がかかってしまう事がデメリット。

据え置きタイプのダニ駆除剤

据え置きタイポのダニ駆除剤は、単純に置いておくだけでダニを駆除できるのがメリット。

なぜなら、内部にダニを引き寄せる誘引剤が入っていて

勝手にダニが集まって捕獲ができるから!

しかもほとんどのアイテムは、一度侵入したら脱出ができない構造をしており、部屋中のダニを一網打尽にする事ができるんです。

面倒な掃除や養生なども必要なく、子供やペットのいる家庭でも手軽に使う事ができますよ。

ただし、効果を持続するためには定期的な交換が必要な事がデメリット。

効果を持続させるためには、交換時期を記入できる駆除剤を選びましょう。

中でも有名な【さよならダニー】の使い方については下の記事で詳しく解説しています↓↓↓

専門業者なら一網打尽

自分でダニ対策をしてみても、なかなか効果が得られない可能性もあります。

なぜならダニはサイズが小さく、その数も大量あるため素人が駆除するのは難しいんですよね。

なにより

手間と時間がかかってしまうのが現実!

せっかく時間をかけたのに、駆除できなかったら悲しすぎますよね…。

そんな心配がある方は、迷わず害虫駆除のプロを頼って下さい!

プロの業者は、現地調査を行いダニの居場所を特定。

そして、その状況に最適な方法でダニを根こそぎ駆除する事ができるんです。

プロの技術と知識を信じて任せましょう!

掃除機でダニを吸い込むは間違い?

マンションのような住宅環境では、布団をベランダに干す事が難しい場合もあるでしょう。

そんな家庭の中には

毎日、布団クリーナーをかけているから大丈夫!

って、考えている人もいるかも知れません。

しかし

たんに布団クリーナーを掛けるだけでは、ダニの駆除は難しいと言えるんです!

なぜなら、生物学的にダニはクモの仲間であり8本の足を持っています。

それぞれの足の先には2本の爪が付いているため、合計で16本の爪を持っているんです。

この爪を利用する事で、繊維にしっかりとしがみつく事ができるため簡単に吸い取る事は難しいと言えるでしょう。

実際、過去にTVの企画であった出来事。

布団に5万匹のダニを放ちます。
その後、某有名メーカーの布団クリーナーを1時間かけ続けます。
果たして、何匹のダニを吸い込む事ができたでしょうか?

答え、解かります???


正解は約1万匹だったんです!

つまり、生きて繊維にしがみつくダニに掃除機を使っても

生息するダニの20%しか駆除できていないんです!

しっかりと高温で死滅させてからでないと、布団クリーナーを使っても多くのダニは残ってしまうって事。

ダニの増殖を予防する方法

完全にダニがいなくなる事は不可能に近いですが、大量発生を防ぐ事は可能です。

冒頭で言った通り、ダニの繁殖に最適な環境を作らない事!

ダニが好む湿気を溜めない事

湿度が高いと、ダニはその環境を楽園と感じるでしょう。

特に

湿度が55%を越えると活発に動き出します!

このため、換気や除湿となどで家の中の湿度を適切に管理することが大事なんです。

玄関や窓だけでなく、湿気が溜まりやすい押し入れ戸棚も開けて換気する事が必要。

中でも、汗を吸い込む事で湿気が溜まりやすいのが寝具です。

外に干せる環境であれば、晴れた日に定期的に干してください。

ベッドで寝ている方は、敷いているマットレスも立て掛ける事でベッドの下の湿気も逃がす事ができるでしょう。

中でも、最強のアイテムは布団乾燥機

さらに、部屋の湿度を下げるためには

  • 除湿剤
  • 除湿器

があれば完璧です!!

また、部屋の湿度が上がりやすくなるため、なるべく部屋干しは避けた方がいいでしょう。

でも単身の女性にとっては、洗濯物を外に干すのは抵抗が…。

そんな方は

  • エアコンの除湿機能を使う
  • 市販の除湿器を使う
  • 浴室で干す

大切なのは、部屋に湿気を溜めない事ですよ。

こまめな掃除でダニのエサを無くす事

我々の生活と、ダニが好む環境が似ています。

特に、日常生活で出るホコリやフケなどはダニにとっては絶品メニュー!!

このため

毎日の掃除を徹底し、ダニのエサを無くすことが大事です!

床はもちろん、ソファーの隙間やベッドの下なども忘れずにホコリを取り除く事。


あと、和室を嫌がる人も多いと思います…。

もしかして

畳の上にウッドカーペットを敷いている人はいませんか?(ってか、私もそうですが)

ぶっちゃけ、これはダメ!!

なぜなら、通気性が悪くなりダニの大量発生の手助けとなる可能性が高いんですよ。

和室は畳のまま使用するか、ダニ予防を施した畳に変更する事をオススメします。


最後は、コナダニ対策を紹介。

粉モンを好むコナダニは、僅かな隙間からでも侵入出来る事は説明しましたよね?

って事は、逆に考えると隙間を無くせば侵入も大量発生も防ぐ事ができるんです。

最近では、完全密閉された保存容器も多く販売されているんで移し替えれば解決しますよ。

定期的に防ダニグッズを使う事

ドラッグストアには、ダニを寄せ付けない効果を持つスプレーが販売されています。

また、繊維に防ダニ加工が施された布団やカーペットなんかもあるんですよね。

これらを使用する事でダニが集まる事を防ぐ事ができます!

ただし、寄せ付けないだけで他の場所へ移動するだけなので注意が必要。

このため、逃げたダニを捉えるために据え置きタイプの駆除剤と併用する事をおすすめします。

単体ではなく、複数の手段を組み合わせるのがベストと言えるでしょう。

まとめ

私たちの周りに潜む、見えない敵であるダニ。

この記事を通して、ダニの生態について理解し効果的な対処法が分かったと思います。

では、おさらいしてみましょう。

大量発生したダニへの対処法
  • ダニは熱・乾燥が大の苦手である事
  • 部屋の湿度を管理し清潔に保つ事
  • ダニ対策グッズは複数を組み合わせる事
  • プロへの依頼も検討する事
  • やっぱり、日常の掃除が大事って事

この記事で学んだ知識を元に、安全な生活を手に入れてください!

ダニに悩んでいる方は、今すぐ相談してみましょう↓↓↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次