老後の資金は自分で準備する時代。
しかし銀行に預金したところで僅かな金利しか受け取れないため、お金を増やすためには投資するのが常識となりつつあります。
そんな投資に重要なポイントはポートフォリオ。
しかし、これから投資を始めようとしている方には
ポートフォリオって何?
って方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は【投資におけるポートフォリオ】について解説していきたいと思います。
- 投資におけるポートフォリオとは?
- 年代別おすすめポートフォリオ
ポートフォリオとは?
イタリア語であるportafoglio(ポルタフォリオ)が語源であり、【紙入れ・折りたたみカバン・書類入れ】の事。
一枚の紙単体ではなく、書類全体を一つのモノとして扱うという意味で使われています。
簡単に言うと
一つの目的を持つ書類の束!
主にクリエーター業界で使われる事の多い用語ですが、それ以外にも金融業界でも使われるんです。
投資におけるポートフォリオの意味
投資家にとってのポートフォリオとは、自身が持つ金融資産の一覧や組み合わせの事を指します。
投資の世界には
卵は一つのカゴに盛るな!
という格言があるのをご存知でしょうか?
一つのカゴだけに頼ってしまうと、カゴを落としてしまった時に全ての卵が割れてしまいます。
これを避けるには複数のカゴに卵を分ける必要があるという事!
つまり、色々な商品に分散して投資する事でリスクヘッジが図れるんですよね。
しかし、リスクを抑えているだけではリターンを得る事はできないため守りながら攻めるのが基本となります。
一般的なリスクとリターンの関係は
債券<REIT<株式・国内<新興国<先進国
これらの商品を組み合わせるのが、投資でのポートフォリオとなります。
わかりやすい年代別ポートフォリオ割合
20代におすすめのポートフォリオ割合
20歳から投資を始めると、定年となる60歳までに40年あります。
若い時代は遊びたい気持ちは分かりますが、できれば月に1万円でも投資に回しましょう。
投資信託の世界では、長期投資になるほどリターンが大きくなるため
リスクを覚悟してでも全て株式で構成するのがおすすめ!
目標利回りは5%!
中でもリターンの大きい先進国株をメインに、新興国株と国内株に分散するのが効果的と言えます。
しかし中には性格上
多少のリスクは抑えたい!
という方も、考え方としては正解です。
その場合は株式の割合を少し下げ、海外のREITを組み込んでみるといいでしょう。
仮に月1万円を利回り5%で40年運用した場合
元本4,800,000円が15,260,202円になります(+10,460,202円)
30代におすすめのポートフォリオ割合
30歳から投資を始めると、定年となる60歳まで30年あります。
この年になると、結婚や出産などのライフイベントも多くなり資金繰りには苦労するかもせれませんが、何とか毎月2万円を投資に回してください。
リスクとリターンの調整が大事で
株式80%に債券を20%組み込むのが基本!
目標利回りは4%!
安定感のある債権も組み込む事がポイントです。
しかし出産したばかりの場合、子供の将来を事を考えると
もう少しリスクを抑えたい!
と思うかもしれません。
その場合、20代と同じく株式の割合を減らし海外REITを組み込んでおきましょう。
仮に月2万円を利回り4%で30年運用した場合
元本7,200,000円が13,880,989円になります(+6,680,989円)
松井証券の魅力、まずはお試しください。40代におすすめのポートフォリオ割合
40歳から投資を始めると、定年となる60歳までに20年あります。
この年代は、子供の大学費用やマイホームのローン返済などがあり出費が増えやすい世代。
しかし会社ではそれなりのポジションに付いている場合も多く、できれば月に3万円は投資に回しましょう。
学費目的なら期間が短い可能性もあるためリスクを減らし
株式70%に債券を30%組み合わせるのがおすすめ!
目標利回りは3%!
債券の割合を増やす事がポイントです。
最近では晩婚化が進んでいるため、40代でも独身の方も多いと思います。
その場合、自分の老後資産の事をメインに考えて運用するのがベストとなり、30代のポートフォリオを続行しましょう。
仮に月3万円を利回り3%で20年運用した場合
元本7,200,000円が9,849,060円になります(+2,649,060円)
50代におすすめのポートフォリオ割合
50歳から投資を始めると、定年となる60歳までに10年しかありません。
この世代になると子育ても一段落し、後は自分と奥さんとの老後の事を考えて月に5万円の投資を目指しましょう。
投資期間が短いためマイナスになるとリカバリーが不可能な可能性が高いです!
このため
株式と債券を半分ずつ組み込むのがおすすめ!
目標利回りは2%!
リスクの高い先進国株は外していいでしょう。
確実にリスクを減らしたいなら、株式も外し元本確保型を70%組み込む運用も良いでしょう。
仮に月5万円を利回り2%で10年運用した場合、元本6,000,000円が
元本6,000,000円が6,635,984円になります(+635,984円)
まとめ
投資の鉄則は
リスクを分散する事です!
このため、複数の金融商品を所持しておく事が大切なんですよね。
年齢別にリスクとリターンを考えた運用を心がけるようにしましょう。
また、投資は長期間に渡るほど複利効果が大きくなるため始めるなら早い方が有利です!
悩むぐらいなら、今すぐ始めてみましょう↓↓↓
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