スマホやタッチ認証で鍵の操作ができてしまう便利なスマートロック。
これさえあれば、もう鍵をなくす心配はなくなりセキュリティ面でも強化されることでしょう。
これから取り付けたいと考えている方の中には
取り付けが難しそう。
費用がかかりそう。
なんて理由で躇していませんか?
特に賃貸住宅に住んでいる方にとって、後付けできるスマートロック選びは簡単ではないでしょう。
勝手に改造してしまうと、敷金どころか賠償請求されかねませんから…。
しかし安心してください!
今やスマートロックの進化は、工具も使わず簡単に後付けできる時代。
しかも、お手頃な価格で販売もされているモデルもたくさんあるんですよね。
でも、選択肢が多すぎて逆に迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで今回は【取り付け簡単でコスパに優れたスマートロックの選び方】について解説していきたいと思います。
さらには、おすすめのスマートロックをいくつかピックアップしてみましたので、最後まで読んでアナタにぴったりのスマートロックを見つけてください。
- 取り付け簡単なスマートロックの選び方
- コスパ抜群!おすすめスマートロック
取り付け簡単なスマートロックを選ぶ際の4つのポイント
スマートロックは、ただ単に鍵をデジタル化するだけでなくアナタと家族の生活を安全で快適にするためのツール。
このため、アナタのニーズに合った製品を選ぶことが重要なんですよね。
この章では、スマートロックを選ぶ際のポイントについて解説します。
失敗しないためのポイントをおさえ、どの製品がアナタに最適かを明確にしましょう。
ドアのサムターンに適合していること
後付けのスマートロックを選ぶ際、真っ先に確認すべきことはサムターンとの互換性。
基本的にスマートロックは、このサムターン部分に被せることで機能するんですよね。
しかし、このサムターンは全てのドアが共通ではなくドアによって形状やサイズが違うんです。
このため、玄関ドアのサムターンがスマートロックに適合しているかを必ずチェックしておいてください。
特に古い建物や海外メーカーのドアの場合は要注意!
まず、玄関ドアのサムターンの
- 形状
- サイズ
- 取り付けられるスペース
これらを確認してみてください。
その後、スマートロックの製品使用をチェックして取り付け可能かどうかを確認します。
多くのメーカーは、公式HP上で適合しているサムターンをリストアップしていますから。
確実に情報を集め、無駄な買い物をしないこともコスパのためには重要です。
ドアへの取り付けが簡単であること
後付けのスマートロックを選ぶ際、取り付けの簡単さは非常に重要。
一般的にスマートロックの設定方法には3タイプあり
- 貼り付けタイプ
- 穴あけタイプ
- シリンダー交換タイプ
この中でも工事が必要ないのは貼り付けタイプ。
考えてみてください…。
特別な工具や専門知識がなくても、あっという間に取り付けができるスマートロック。
これなら時間や労力を大幅に減らせますよね?
しかも賃貸の場合はドアに穴を開けるわけにはいかないので、穴を開けずに取り付けできるモデルは必須条件と言えます。
具体的に言うと
両面テープを使ってドアのサムターンに固定するだけ!
しかも、取り付けが簡単ということは取り外しも簡単ってこと。
頻繁に引越しする方でも、一度購入すれば新居に持って行って取り付けることもできるんですよね。
これって、一度購入すれば使いまわしができるってこと!
コスパを考えると取り付けが簡単な貼り付けタイプを選択するようにしましょう。
必要なセキュリティ機能を確認しておくこと
後付けスマートロックを選ぶ際、その便利さやデザインも魅力的ですが最も優先するべきは高いセキュリティ機能です。
スマートロックは単に鍵をデジタル化するだけでなく、アナタの家を守る重要なセキュリティシステム。
そのため、自分の生活環境やニーズに合った機能が備わっているかを確認することが大事なんです。
具体的なセキュリティ機能は以下のとおり。
- オートロック機能
-
うっかり鍵をかけ忘れた場合でも、自動で鍵をかけてくれる機能。
タイマー式は一定時間が経過したらロックする仕組みで、毎日のルーティーンが決まっている方には使いやすいでしょう。
開閉センサー式はドアが閉まるとロックする仕組みで、忙しくて頻繁に出入りする方に向いています。 - リモート操作機能
-
スマホアプリと連動して離れた場所からスマートロックを操作できる機能。
例えば、おじいちゃんが老人会から帰宅してきた時。
いちいち玄関まで行く必要がなく、リビングでテレビを見ながら鍵を開けてあげることもできるんです。
スマホ操作に慣れていない高齢者のいる家庭では便利な機能でしょう。 - 権限管理機能
-
特定の人と鍵のアクセス権を共有できる機能。
家族全員に合鍵を渡すのはコスパが悪いし、何より紛失のリスクが伴います。
権限管理機能があれば、スマホとユーザー登録さえしておけば鍵を開ける権利を得られるんです。
また、掃除代行サービスなどを依頼されている方なども、この機能があれば外出中にお掃除を依頼することも可能です。 - エンクリプション機能
-
通信データを暗号化して、第三者に情報が漏れないようにする機能。
基本的にスマートロックは、wi-fiやBluetoothで通信されているためハッキングを受ける危険性があります。
こんなヤツは間違いなく犯罪者であり、家族の安全を守るためには必須といえるセキュリティ機能です。 - アクセスログ機能
-
誰がいつドアを開け閉めしたかを記録する機能。
先程の管理権限機能と連動し、細かい時間を確認することができます。
例えば- 子供が何時に学校から帰ってきたのか
- 何時に遊びに出かけたのか
- 出かけてから帰ってきているのか。
これらを確認することで家族の安全管理に役立つでしょう。
子供がいる家庭には欲しい機能です。
以上のような機能が備わっていれば、より安心してスマートロックを使うことができるでしょう。
アナタと家族を守るため、必要なセキュリティ機能が備わっているかを確認しておきましょう。
使用する電池の種類とランニングコストを確認すること
後付けスマートロックを選ぶ際、最後に気を付けておきたいポイントは電池の種類とランニングコスト。
ほとんどのスマートロックは電池で動き、普通の単三電池を使用するタイプもあれば特殊なリチウム電池が必要なタイプもあるんです。
この場合、リチウム電池の方が電池代が高くなってしまいます。
どちらも数か月から1年程度は持ちますが、使用頻度や利用状況によって電池の寿命も変わってくるんですよね。
例えば、リモートアクセスやオートロックなどの機能を使いすぎると電池寿命は短くなってしまいます。
このため使用する電池の種類を確認し、機能の使用頻度を抑えるなどの工夫も考えておきましょう。
コスパ最強!おすすめスマートロック5選
スマートロックは生活を便利にするだけでなく、セキュリティ面でも大きく進化しています。
各メーカーの製品には独自の特徴があり、アナタのニーズに応じた選択が可能。
この章では、現在市場で販売されている様々なおすすめスマートロックをピックアップして特徴を解説します。
スイッチボット スマートロック プロ
スマートロック プロは玄関のカギをスマート化するだけでなく、最新テクノロジーを通じて安全性を維持することに特化したフラッグシップモデルのスマートロック。
利用者の細かいニーズに対応することが可能で
- 99%のサムターンとの互換性
- 様々な解錠方法
- 充電式バッテリーを選択できる長持ちするバッテリー寿命
便利さと強度を兼ね備え、人気も高く買って損のないスマートロックがコレ!
セサミ5 プロ
セサミ5 プロは、非常に高い耐久性に優れる強さを持つ最強のスマートロック。
強さだけでなく汎用性も高く
- 設置が容易
- 多くの鍵にフィット
- 1日200回の開閉で10年以上の使用が可能
個人宅だけでなく、人の出入りが多いオフィスや店舗での利用者も多いんですよ。
世界一静かなスマートロックです。黒と白の2色から選べ、オフィスや店舗での使用に最適です。SESAME5と同じOSを搭載し、入退室管理システムSESAME Bizとの併用が可能で、セキュリティを簡単に強化できます
サディオロック2(SADIOT LOCK2)
サディオロック2は、安めの本体価格でありながら、スマホ操作やオートロックなどの多彩な機能を持つスマートロック。
両面テープではなく専用のプレートを使い、ネジによるしっかりとした固定が可能です。
また、スマホ以外にも複数の開閉方法があり
- リモコンキー
- NFCタグ
- Apple Watch
それらを利用して鍵を操作することができます。
ただし、使用電池がリチウムであることに注意してください。
キュリオ Q-SL2(Qrio)
キュリオ Q-SL2は、累計ユーザーが55万人を超えるほど人気のスマートロック。
安心のSONYグループによる高品質な設計と多彩な機能が安心と人気の秘密でしょう。
ただ、ハンズフリー機能に関しては微妙なところ…。
また、暗証番号やらカードキーでの解錠ができる【Qrio Pad】や、リモコンキーで解錠できる【Qrio Key】などを追加して、更に利便性を上げることも可能。
ビットロックミニ(bitlock MINI)
ビットロックミニは買切りタイプではなく、珍しいサブスク型のスマートロック。
- 月額550円
- 年額5980円
例えば、専門学校や単身赴任などの短期間利用に向いていると言えるでしょう。
多彩な機能を持つのはもちろん、修理や交換などのサポートが充実している所もサブスクのメリット。
ただし、10ヶ月以内で解約はすると余計な手数料がかかってしまいます。
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