親知らずを大学病院で【入院+抜歯+嚢胞手術】したら費用はいくら?

親知らず 大学病院 費用

先日、私は人生初となる入院&手術を体験してきました。

その内容は

1泊2日の入院で顎骨嚢胞および親知らず4本抜歯!

なにしろ初体験の出来事で、不安でしかありませんでした…。

私と同じ様に親知らずに悩まされている方にとって、気になる問題は

どれぐらいの費用がかかるのか?

ってとこでしょう?

先にぶっちゃけると、かかった費用の合計は

10割負担なら、176,390円でした!

その内訳を医療明細と共に解説していきたいと思います。

この記事を読んで欲しい人
  • 親知らずに悩んでいる人
  • 親知らずに嚢胞が出来た人
  • 親知らずの抜歯を考えている人

こんな方は、ぜひ最後まで読んで参考にして下さい!

目次

医療費の点数

診療明細 点数
医療費の点数計算

病院で発行される明細書は、健康保険法で定められた点数で表示されています。

この点数というのは、1点10円で計算されるんですよ。

つまりトータルの点数が1,000点の場合、実際にかかった医療費は10,000円という事。

そこに健康保険証を提示すれば3割負担となり、自己負担額額は3,000円になります。

綺麗に割り切れない場合、健康保険法第75条により10円未満は四捨五入して計算されるようです。

例・点数が777点の場合
  • 実際の医療費は7,770円
  • 3割は2,331円
  • 自己負担額は2,330円

顎骨嚢胞摘出および親知らず4本抜歯手術の入院に関する費用

親知らず 抜歯 入院費用
親知らず抜歯の入院費用

ここでは入院に関する費用を解説しますが、費用は自己負担額ではなく全額負担で解説していきます。

先に言いますが、入院に関する費用の合計は93,970円

それでは、順に解説していきましょう。

入院料等

この費用が一番高い!

その内容は

抜歯手術の入院費
  • 地域加算
  • 患者サポート
  • 看護職員夜間配置
  • 感染防止対策
  • 特定機能病院基本料 など

病院の管理や看護師さんの対応費など、運営に関する費用のようです。

基本料だけでも17,000円以上もかかり、入院期間が長くなれば更に高くなるんでしょうね。

私の場合、かかった入院料等の費用は81,880円でした。

医学管理料等

薬剤師さんからの説明にかかる費用で、薬剤師さんからの説明は入院中に2回ありました。

まず、入院中に飲む分量の痛み止めに関する説明を受けます。

渡されたのは1日分の薬で

1日分の薬
  • 服用は朝・昼・夜食後と就寝前の4回分
  • 1回の服用は2錠
  • 計8錠

そして2度目は、退院後に飲む分の痛み止めを渡された時で

退院後の薬
  • 1日分の薬×3日分
  • 激痛時に飲む頓服薬を5錠

私の場合、かかった医学管理料等の費用は4,150円でした。

検査代

この検査代とは、入院前の行ったPCR検査にかかった費用です。

コロナが収束していない現在では、陰性でなければ入院できない状況ですので仕方がありません。

鼻の粘膜を採取するんですが、これが結構痛いんで検査が無くなる時代が来れば必要ない料金です…。

私の場合、かかったPCR検査代の費用は5,450円でした。

投薬

先ほどの薬剤師さんから渡された薬の費用です。

入院中に渡された全ての薬は

渡された全ての薬
  • 入院時の1日分8錠
  • 退院後の1日分×3日分=24錠
  • 頓服薬5錠

処方されたのは全部で37錠で、投薬のかかった費用は360円でした。

ぶっちゃけ、1錠あたり10円以下は意外でしたね…。

注射

入院中の点滴にかかった費用です。

血液凝固の防止薬や抗生剤・栄養剤や痛み止めなどの入院中に必要な点滴で、無くなれば交換が必要です。

1泊2日の入院中に使用した点滴の総数は4本。

私の場合、注射や点滴でかかった費用は2,130円でした。


以上が入院に関する費用で

81,880円+4,150円+5,450円+360円+2,130円

となり、その合計は

93,970円となりました!

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顎骨嚢胞摘出および親知らず4本抜歯手術に関する費用

手術に関する費用

ここからは手術に関する費用を解説しますが、費用は自己負担額ではなく全額負担で解説します

先に言いますが、手術に関する費用の合計は80,710円でした。

それでは、順に解説していきましょう。

抜歯費用

私は上下左右4本の親知らずを同時に抜いて、嚢胞の摘出手術しています。

親知らずの抜歯は生え方によって費用が変わり、簡単に抜けない場合の方が費用は高くなるのが相場。

私の抜歯手術内容
  • 難抜歯2本
  • 埋伏歯1本
  • 下顎水平埋伏智歯1本
  • 顎骨腫瘍摘出1カ所

抜歯に関しては、下顎水平埋伏智歯となると別料金が加算されます。

そして顎骨嚢胞摘出は、親知らず4本抜歯よりも高額になりました!

ちなみに、腫瘍のサイズによって金額が変わるみたいですね。

って事で、抜歯と腫瘍摘出にかかった費用は54,910円でした。

麻酔費用

手術時に使用した麻酔の費用です。

私が行ったのは点滴による静脈内鎮静で、患部には別で局部麻酔を2回行っています。

この点滴が意外と高くつきまして、かかった麻酔費用は9,500円でした。

病理診断

摘出した組織を検査に回す費用です。

私の場合、悪性である可能性は滅多に無いらしいのですが

念の為に、組織を検査しておきます。

との事で病理診断に回され、その時の診断にかかった費用は16,300円でした。


以上が手術に関する費用で

54,910円+9,500円+16,300円

となり、その合計は

80,710円となりました。

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保険適応外の費用

保険適応外の費用
保険適応外の費用

ここからは、保険が効かない費用となります。

私は追加料金なしの6人部屋を選択しましたが、個室選択などのベッド差額代も保険は適応されませんので注意!

先に言いますが、保険適応外にかかった費用の合計は1,710円でした。

それでは、順に解説していきましょう。

食事代

私が入院中に頂いた食事は

入院中の食事
  • 手術当日の昼食
  • 手術当日の夜食
  • 手術翌日の朝食

症状によっては【食事療養費】というものがかかりますが、私の場合はこの金額は請求されていませんでした。

そのため、食事代にかかった費用は1,380円でした。

ってか、1食あたり460円もかかってるのは高いと感じましたね…(だって、手術後はお粥でしたし)。

パジャマ代

中には自宅からパジャマを持っていく方もいると思いますが、私の場合は1日入院という事もありレンタルにしました。

請求される費用は、何着レンタルしたかではなく何日レンタルしたかが問題となります。

つまり、1泊したら2日分の料金が発生するって事!

このため、私にかかったパジャマ代の費用の合計は330円でした。

以上が保険適応外のかかった費用で

【1,380円+330円】

となり、その合計は

1,710円となりました。

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トータルの自己負担額

親知らず抜歯手術 費用
親知らず抜歯手術にかかった費用

実際、私が体験した【入院+親知らず4本同時抜歯+嚢胞摘出手術】にかかった費用の合計は176,390円でした!

このうち、入院費にかかった費用と手術にかかった費用は保険が適用となり3割負担で済みます。

つまり、計算式としては

(93,970円+80,710円)×0.3=52,404円

健康保険法第75条により、10円未満は四捨五入されるため4円は切り捨てられます。

そこに保険適応外の費用が加算すると…。

実際に私が支払った費用の合計は

52,400円+1,380円+330円=54,110円でした。

ぶっちゃけ、たいした手術ではないので入院費用が高かったんですよね?

まとめ

以上が【親知らずを大学病院で、入院+抜歯+嚢胞手術した費用】についての解説でした。

私の場合、1泊の入院だったので安くついたのでしょうね?

このため

入院が長引くと費用は更に高くなる事は間違いなし!

しかし日本の医療制度は充実していますので、長引くようならを限度額適応認定証を申請しておきましょう。

また、民間の医療保険でも支払いの対象になるケースもあるため加入はしておくべき!

万が一に備えて、医療保険に加入しておくのは大事なポイントと言えるでしょう。

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私は【コープ共済】に加入しているんですが、抜歯手術は適応外でしたが含歯性嚢胞摘出と入院費については支払われました。

今一度、アナタの加入している保険を見直してみてはいかがでしょうか?

ベロ
生活アドバイザー
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