大腸内視鏡検査でポリープを切除した体験談!検査の流れと費用について

大腸内視鏡検査 体験談 下剤

人間、40歳を過ぎるとガンのリスクが高まります。
その中でも、胃ガン・肺ガンに続いて3番目に疾患率が高いのが大腸ガンなんです。
このため定期的な検診が必要です。

しかし、分かっているけど中々検診を受けるのには抵抗ある方も多いのが事実…。

私自身、お尻からカメラを入れるのは中々抵抗があり、検査自体を受ける事に苦手意識を持っていました。
しかし先日、人生初の大腸内視鏡を受ける事になったんです!

そこで今回は、私が体験した【大腸内視鏡検査でポリープを切除】した話をしたいと思います。

検査の流れと費用について解説していますので、これから検査を受ける方の参考になれば幸いです。

この記事を読んでわかる事
  • 大腸検査の必要性
  • 大腸内視鏡検査の流れ
  • 検査後はどうする?
  • 大腸内視鏡検査にかかった費用
目次

大腸内視鏡検査を受けたきっかけ

健康診断 検便
健康診断で便潜血反応

なぜ私が大腸内視鏡検査を受ける事になったのか?

実は私の会社で行う健康診断には2回の検便があるんですが、そのうちの1回目で便潜血が陽性反応が出てしまったからです。
ぶっちゃけ、自覚症状は無かったんでショックでしたよ…。
でも、病気の早期発見に繋がるのは良かったと思っています。

しかし検査で異常が見つかった以上は精密検査が必要となり後日、近所の消化器系内科を受診する事になりました。

健康診断で血便が出た話については下の記事で詳しく解説しています。↓↓↓

大腸内視鏡検査の流れ

点滴 鎮静剤
点滴から鎮静剤を投入

とりあえず健康診断結果を説明し診察を受け、内視鏡検査の予約を取りました。
検査の予約時間は15時半。
麻酔などの準備が必要なので

30分前には来ておいてください。

と言われていたので、15時前に病院へ到着し受付を済ませます。

検査着に着替え

私が訪れた病院は個人の開業医にしては大きな病院で、2Fに【回復室】という部屋を完備しています。
部屋の中はベッドが4つあり、それぞれがカーテンで仕切られていました。
それはまるで、入院病棟の4人部屋みたいな感じでしたね。

しばらく待機していると看護師さんが入ってきて、そこで検査着に着替えるよう指示されます。

渡されたのは、お尻の部分に切れ込みの入った黒いパンツでした。

下は全て脱ぐ必要がありますが、上は点滴の針を刺すため袖がまくれる服装ならそのままでOK。
着替えを終えてしばらく待機せていると、看護師さんか呼びに来ていよいよ検査室へ。

検査室での準備

ベッドに寝かされると2人の看護師さんに挟まれ左腕に血圧計、右腕に点滴を装着。
さらに指先には体内酸素濃度を測る装置を取り付けて準備完了。

血圧は5分に1回のペースで測定されるため

定期的に腕が閉まる感覚があります。

と説明を受けます。
そして、横向きになる様に指示され室内の電気が暗くされました。

点滴から鎮静剤の投入を開始すれば内視鏡の挿入が始まります。

内視鏡挿入

個人差があるようですが、鎮静剤により徐々に意識が薄れていくのが一般的。
しかし私の場合、検査中でも意識はありました!
痛みはもちろん、お腹の中をカメラがモゾモゾと動いている感覚も覚えています。

途中で先生の

あれ?おかしいな?

なんて声も聞こえてきて不安になる事も…。
あまりの恐怖に途中で足を上げてしまう事が2回あり、看護師さんから

動かないでください!

と注意を受けたことも覚えています。

個人的な意見ですが、怖がりな人ほど鎮静剤が効きにくいと感じましたね。
精神的な部分が薬の効果を弱めるのではないでしょうか?

大腸内視鏡検査後

大腸検査後
検査後は安静に

検査が終わればすぐ帰宅!
…とはいきません。

回復室で一休み

鎮静剤を使用した後は、めまいやふらつきが起こりやすく安静にしなければなりません。
検査着のまま回復室へ寝かされ

1時間はこのまま寝ていてください。

との事。

ベッドの枕元にはナースコールボタンまで設置されていて、何かあったら押せば看護師さんが来てくれる環境でした。
検査が終わった安心感から、今さら鎮静剤が聞いてきてウトウトと眠りにつきます…。

ふと看護師さんに呼ばれる声が聞こえ、目を覚まして時計を見てみると時間は午後5時50分を指しており、検査開始から2時間以上も経過していたんです。
まさか、そんなに時間が経過しているとは…。
鎮静剤恐るべし!

その後、看護師さんから立ち上がるように指示を受けふらつきがない事を確認します。
このふらつきには個人差が大きいので注意が必要!
私の知人女性は、帰り道に転んでしまったそうですから…。

私は大丈夫そうなので着替えて1Fの待合室で待機するように言われます。

診察室に呼ばれ内容を確認

着替えを済ませて待合室で待つこと10分…診察へ呼ばれ検査結果を聞かされます。

その内容は

大腸内視鏡検査の結果
  • 小さなポリープ1カ所
  • 大きなポリープ1カ所
  • 内痔核1カ所

検査画像を用いて丁寧に説明を受けました。

先生曰く

おそらく出血の原因は大きいポリープでしょう。

との事。
実際に画像を見たんですが、いかにも悪そうな腫瘍が写っていてショックを受けました…。
念の為、詳しい検査が必要との事で検査時に摘出していたようです。

摘出後の画像も見せてもらい止血処置の説明を受けた後、不安になっている私を察知してくれた先生は

悪性の可能性もありますが、切断面は綺麗ですので進行している訳ではありません。
なので、これ以上の治療も必要ないので安心してください。

この一言に救われ、ホッと胸をなでおろします。

術後の注意事項

切除する際にポリープを見やすくするため、青色の薬品を使用しているようで排泄物が青く変色します。しかし、1~2回程度の排泄で出し切れるので問題はありません。

また、切除した部分からまれに出血する可能性があるため検査から3日間は、暴飲暴食・アルコール・刺激物の摂取は控えるように!
出血はもちろん、この辺りは消化器官には悪いのでこれからも避けた方がよさそうですね。

切除したポリープは、組織検査を実施するため検査機関に回すとの事。
結果が出るまでは2週間ほどかかり、結果が出たら連絡を頂き再診します。

大腸内視鏡検査にどれぐらいかかったか?

大腸内視鏡検査にかかった費用
大腸内視鏡検査にかかった費用

ここからは、実際にかかった時間と費用について解説します。

かかった時間

私の中では検査中に意識があり、体感では20~30分程度の時間がかかったと思っていました。
しかし診察室で先生に確認した所、実際の検査時間は1時間20分もかかっていたようです。

ハッキリと覚えていたつもりでしたが、1時間ほどは覚えていないとは…。
鎮静剤の効果はすごいんですね。

ちなみにポリープ1カ所につき、切除と止血に20分ほどかかる様で検査だけなら40分程度で終わっていいたようです。

かかった費用

医療費にかかった項目は、大きく分けて4つ

  1. 初・再診料 78点
  2. 病理診断  1,870点
  3. 手術    5,125点
  4. 保険外   2,200点

医療では1点=10円で計算されますので、1~3までの合計が7,073点となり合計は70,730円

健康保険が適応され3割負担になるので、70,730×0.3=21,219円

10円未満は四捨五入になるので、自己負担額は21,220円

そこに保険適応外の2,200円がプラスされ

21,220円+2,200円=23,420円

正直、けっこう高くついたなという印象…。
しかし、先生から

ポリープ切除は医療保険の対象になる事がほとんどですので、忘れずに申請してください。

との事。
私が加入している保険は、コープ共済なんですが申請してみるときっちり振り込みがありました!

コープ共済 大腸内視鏡検査
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まとめ

以上が私の体験した【大腸内視鏡検査でのポリープ切除】に関する体験談です。

もう一度まとめると

大腸内視鏡検査でのポリープ切除
  • 健康診断は早期発見に繋がる
  • 鎮静剤で記憶は断片的
  • 検査時間は1時間以上かかる
  • 3日間は飲食に注意が必要
  • 費用は2万円以上
  • 医療保険が適応になる

こんな感じでしょうか?

年齢的にも若くない私、これからは健康に気を付けて生活していきたいと思いました。

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