皆さんは、いくらぐらい貯金があるんでしょうか?
人生100年時代を考えると、万が一の時の備えや老後の資金が心配で仕方ありませんよね?
厚生労働省によると、40代夫婦の世帯の中で貯蓄が無い家庭は13%もいるそうです!
実際、わたしの周りでも
なかなか貯蓄に回す余裕がない
って、嘆いている家庭も多いんですよね…。
その理由は
もしかしたら収入に対して支出の割合が多いからかもしれません!
つまり家庭における支出を減らす事で、余ったお金を貯蓄に回せばこの先の人生も安心して暮らせます。
中でも最優先に見直したいのが固定費!
今回は【貯蓄をするための支出を減らすコツ】について解説していきたいと思います。
- 支出を減らす必要性
- 支出には2種類ある
- 固定費の減らし方
給料が増えない時代は支出を減らすしかない
ひと昔前までは、会社に勤めていれば毎年のように給料が上がり定年後は退職金も多く貰えていました。
しかし、バブル崩壊後の日本は失われた20年と言われるほど経済成長が止まっています。
派遣社員やフリーランスといった非正規雇用者も増えてきて、働き方自体も変化している時代。
さらに少子高齢化が進んでいく事で
この先の生産性も上がるとは考えにくいんです!
このため、一つの会社で給料を増やそうと思ったら大企業に勤めるか出世するしかありません。
だからこそ、支出を減らすことが貯蓄を増やすおすすめの方法という訳です。
支出には固定費と変動費の2種類ある
支出は大きく分けると2つに分類されます。
- 固定費
- 変動費
固定費とは?
毎月の支払額が一定になる費用のこと。
- 家賃や住宅ローンなどの住居費
- 医療や車などの保険代
- 電話やネットの通信費
- 電気・ガスなどの光熱費
電気やガスは季節によって金額に多少の差が出ると思いますが、基本使用料が決まっているため固定費となります。
変動費とは?
毎月の支払額が状況によって異なる費用のこと。
- 毎日食べる食費
- 友人と遊ぶ交際費
- 日用品購入にかかる雑費
生活する上では欠かせない費用ですが、使い方を自分でコントロールできる費用です。
また、突然の出費となる【医療費】も変動費のグループと言えるでしょう。
大きな節約は変動費より固定費を下げる
変動費は月によってバラツキが大きく、使いすぎたと思った場合は我慢で対応が可能。
一方、固定費はこの先ずっと決まった金額が支払われるため
月に1,000円安くできれば年間で12,000円の節約になるわけです!
このため、固定費を下げる事が支出を減らすコツなるんです。
住居費の見直し
住居にかかる費用は2つに分類されます。
- 賃貸なら【家賃】
- 持ち家なら【住宅ローン】
これらを見直してみましょう。
賃貸なら家賃の見直し
賃貸のメリットは引っ越しが容易にできる事。
同じ間取りでも築年数などの条件により、今より安い物件が見つかるかもしれません。
中でもUR賃貸はメリット多数でおすすめです↓↓↓
また、少し郊外に外れると家賃は大幅に下がる事もあります。
しかし、あまりにも離れすぎると長時間の通勤がストレスになり体によくありません。
また、公共の乗り物が整備されていないならマイカーが必要になり
浮いた家賃以上の余計な出費につながります!
車は維持費がかかるんですよね…。
持ち家なら金利の見直し
ひと昔前までは、結婚して子供ができたらマイホームってのが当たり前の時代でした。
キャッシュで買える人はほとんどいなく、多くの人は35年の住宅ローンを組んでいるのではないでしょうか?
実は、住宅ローンは借り換えができるため
契約しているローンをもう一度見直してみましょう!
ようは借金であるため、金利が低い方に乗り換えるって事なんです。
ただし乗り換えの際には手数料が必要となりますので、もう少しで返し終わる場合は乗り換えると余計な出費になる可能性があるので注意!
返済期間が長い時や残債が多く残っている場合は検討してみましょう。
通信費の見直し
通信費の内容は2つ。
- 電話(スマホ)
- 通信(インターネット)
自宅にネット回線を引いていない方もいますが、スマホは多くの人が持っていますよね。
スマホ代を安くする
携帯電話と言えばdocomoを筆頭にした3大キャリア(au・ソフトバンク)がメインでした。
しかし、現在では格安シムなんかも登場しているので自分のスタイルのあったプランを選ぶことが大事です。
昔は【2年縛り】というものがあり、解約する時期によっては違約金が発生していましたが現在はほとんどありません。
電話番号もそのまま使用できる場合が多いので
出来るだけ安い会社に乗り換えましょう!
一般的には
- 通信がメインなら格安シム
- 通話がメインならキャリア
中でも人気ナンバーワンなのが楽天モバイルです。
楽天モバイルのメリット・デメリットについては下の記事で詳しく解説しています↓↓↓
自宅のインターネットを安くする
自宅の光回線も安い方に乗り換えましょう。
例え500円でも安くなれば、年間で6000円もの差がつく事になるんです。
スマホとセットで安くなるプランなどもありますので
同じ会社で契約するがおすすめ!
通信速度に違いがありますが、わたし自身は体感できるほどではないと考えています。
5人以上の家族が全員同時に接続するような状況でなければ、それほど気にならないのではないでしょうか?
光回線も、おすすめなのは楽天ひかりです。
楽天モバイルと同時契約なら、ポイントも貰えてお得ですよ。
光熱費の見直し
生活の中で利用する光熱費は3種類。
- 水道
- 電気
- ガス
これらも安く抑える事が可能なんです。
水道代は市町村で決まる
水道を管理しているのは各市町村団体で乗り換える事は不可能。
このため、日頃からの節水で対応する必要があります。
具体的には
- 歯磨きや食器洗い時に水を出しっぱなしにしない
- シャワーヘッドを交換する
- トイレの大小レバーを使い分ける
- 風呂の残り湯で洗濯する
小さなことですが、これだけでも大きな節水につながるんです。
日頃から意識しておくだけで、数年単位で大きな差になってくるでしょう。
電気・ガス代は選べる
関西地区に住んでいる私は、電気といえば関西電力、ガスといえば大阪ガスと思っていました…。
しかし現在は、電気もガスも自由化され様々な企業がサービスを提供しています。
だからといって品質が劣る訳では無く
供給元は今まで通りで契約先が変わるだけなんです。
つまり、値段が安くなるというメリットしかないという事なんです。
中には電気とガスをセットで契約すると割引サービスを提供している会社もあり、一緒に契約する事で月に1,000円以上も安くなる可能性がありますよ。
保険の見直し
万が一に備えるための保険には、各家庭の環境に合わせて選ぶ必要があります。
主な保険は
- 生命保険
- 医療保険
- 自動車保険
生命保険は子供の年齢で選ぶ
一度保険に加入すると、数年間は見直さずに放置しているケースが多いと思います。
生命保険は一家の大黒柱に万が一の事があった場合に必要で
本当に必要なのは、子供が成人するまでの間だけです!
社会人になったら自分の生活費は自分で稼ぐのが当たり前ですし、それよりも自身の老後の資産を残す方を優先しましょう。
それよりも、住居を守るための火災保険に加入しておく事をおすすめします。
医療保険は内容を確認
ケガや入院に備えて医療保険に入る事はイイ事です。
しかし
保証を充実させるほど保険料は高くなります!
例えば
- 手術給付金を10万円にする
- 日帰り入院でも補償
これらの特約を付けている方は、保険料は割高になっているんですよね?
本当に必要なのか、計算し直してみる事をおすすめします。
年間でいくら保険料を払っているかを把握し、元を取るには何年に一回入院する必要があるかが分かります。
おそらく、ほとんどの人は損しています!
日本は社会保険が充実していますので、医療保険は最低限の保証でも十分対応できますから。
自動車保険は相手の保証を重視
日本では自賠責保険の加入が義務付けられていますが、万が一の時には保証が足りない可能性があります。
そのため任意保険への加入は必須であり
【対人】【対物】は、無制限で契約しておく事!
しかし、自分の車を修理する【車両保険】は必要でしょうか?
車が好きな方にとって愛車は家族のように大事にしたい気持ちは分かるんですが、車両保険に加入するだけで保険料は倍ぐらいに跳ね上がってしまうんです。
その分を貯蓄に回し、もしもの時は実費で修理したほうが効率がいいんですよ。
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