自分の様々なライフスタイルに合わせて、簡単に引っ越しができる事が賃貸の魅力。
しかし、賃貸って事は『借りている』って事なので自分の家ではありませんよね?
私の周りでも良い所に住んでますアピールする人がいるんですが、売れっ子芸能人ならまだしも我々庶民にとって借りるだけで十数万円もする高級マンションなんかに住むのはハッキリ言ってお金の無駄でしょ!!
しょせんはレンタルハウスですので
出来るだけ安く借りて住居費用を抑え、お金を残す事が正しい利用法と考えます!
そんな中でも、私がおすすめしたいのはUR賃貸住宅なんです。
ひと昔前までは公団住宅という言い方をされていて、『ヤバイっ』なんてイメージを持つ方もいるようですが今のUR賃貸住宅は凄いんですよ!
吉岡里穂&千葉雄大のCMでもお馴染みで、UR賃貸に興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、金銭的な負担の少ない【UR賃貸住宅のメリット】について解説していきたいと思います。
- UR賃貸住宅に興味がある人
- なるべく住居費を抑えたい人
- 転勤などで引っ越しが多い人
UR賃貸住宅とは?
UR賃貸住宅とは、独立行政法人である都市再生機構の通称の事。
個人が経営する賃貸マンションや県営や市営などの自治体が運営する住宅とは異なり、国土交通省の管轄となります。
古くは公団住宅と呼ばれ安い賃料が一般的でしたが、最近ではハイスペックなマンションなども展開しているのが特徴。
元は分譲事業がメインだったようですが今では賃貸メインで運営され、高級物件も多い事からもの凄い黒字経営の法人なんですよ。
UR賃貸住宅のメリット
一般的な賃貸物件や市営住宅との違いは何なのか?
主なメリットは7つあります。
保証人が必要なく一人でも借りられる
一般的に、賃貸住宅を契約する時には【保証人】が必要です。
この場合の【保証人】とは
借主が家賃を支払えなくなったり物件を汚損した時に、借主に代わって弁償する義務を負う人の事。
家族が健在ならともかく、責任がい大きいため他人には頼みにくいですよね?
万が一、いない場合は保証会社と契約が必要となり、審査が必要だったり余計な出費があったりと借りられないケースも存在します。
しかし、UR賃貸住宅の場合は保証人は必要ありません!!
入居条件さえクリアできれば、天涯孤独の方でも住めるんですよ。
地方や海外から移住してきた方や、両親が高齢だったり兄弟がいない方にはメリットでしょう。
礼金が無く初期費用が安い
【礼金】というのは貸してくれる大家さんに払う謝礼。
大家さんから仲介してくれた不動産会社への手数料として使われたりするのが一般的ですが、中には大家さんが総取りしているケースも多く、私的には払いたくないお金なんですよね…。
そもそも礼金というのは、1923年に発生した関東大震災が発端!
多くの家屋が倒壊してしまった事により、住居は圧倒的な貸し手市場となりました。
このため優先的に住居を確保するため、借りる側が大家さんに渡す賄賂のような意味合いがあったんですよね。
ぶっちゃけ、私の住む関西地方には礼金の習慣はなかったんです。
それが次第に一般化され、今では当たり前のように礼金という費用が発生しています…。
しかし、少子高齢化が進み空き家が増えて借り手市場である現代では礼金を払う意味はありません!
こんな無駄金を払う必要がないのがUR賃貸住宅なんです。
更新料も更新手続きも必要ない
一般的な賃貸物件は契約期間が定められていて、その多くは2年ごとに更新する必要があります。
つまり3年以上住み続けるには契約を更新する必要があり、更新料の相場は家賃の1か月分。
せっかく契約しても、住み続けるために余計なお金を払うなんて馬鹿げてると思いませんか?
よっぽど気にいっている家ならまだしも、環境に合わせて住んでいる方にとっては無駄な出費と言えるでしょう。
だからと言って、更新のたびに引っ越ししていてはお金が幾らあっても足りません…。
しかも合法的に有効な金額設定にされているため
払いたくない!!
って裁判を起こしても、高額すぎる特段の事情がない限り更新料は有効とされ負けます!
こんな無駄金を払う必要がないのがUR賃貸住宅なんです。
抽選ではなく早い者勝ち
県営住宅や市営住宅は、申込者の中から抽選され当選した人だけが住む事が可能になります。
ぶっちゃけ、どんな抽選内容なのかは公表されず
本当に公平な抽選がされているの?
って疑問がありませんか?
実際、私の両親は何度も申し込んでいますが未だに当選していません。(中には、市議会議員にお願いしたら当選したって噂もありますし…。)
しかし、UR賃貸住宅なら空き室があれば即入居できます!
しかも介護が必要な方へ配慮されたバリアフリー物件も多く、年金暮らしで収入の少ない高齢者にとっても有難い条件と言えるでしょう。
無職でもお金持ちなら借りられる
一般的な賃貸住宅は、安定した収入が無いと借りる事はできません!
とにかく定額の収入にこだわるため、たとえ【貯金が1億円あるお金持ち】でも無職の人には賃貸契約が結べないケースがほとんどです。
しかしUR賃貸の場合自分が住みたい部屋の家賃の100倍以上の貯蓄があれば契約可能。
例えば、家賃が6万円の部屋を借りたいと思っている場合は600万円以上の貯蓄があれば無職でも入居できるんですよね。
また会社員ではなく自営業の方でも、一定額以上の継続収入があれば家賃の50倍の貯蓄があれば入居が可能。
この場合、家賃が6万円の部屋を借りたいなら300万円の貯蓄があれば大丈夫って事。
退去費用が安く済む
賃貸物件でもめる事が多のが敷金の問題でしょう。
敷金とは
家賃の滞納時や退去時の原状回復費用に充てられる、万が一に備える保険金のようなもの。
余った敷金は借主に返還されるのが一般的です。
しかし現実は、思ったより返金が少なかったり、中には全く戻ってこないトラブルが結構多いんですよね。
大家さんの言い分としてはクリーニング代などが多いんですが、そもそも自然損耗の範囲なら借主に責任はかからないんです。
それなのに戻ってこないのはおかしいですよね?
ぶっちゃけ、裁判したら勝てるケースが多いんですが、金額が小額のため弁護士を雇うと費用の方が高くつく可能性も…。
だからといって、本人が訴訟するのも手続きが面倒くさく泣き寝入りするケースがほとんどです。
しかしUR賃貸住宅の場合
- 家賃の未払い
- 壁に穴を空けてる
- タバコのヤニ
- ペットの粗相
こんな事さえしなければ、退去時に支払った敷金はほぼ全額戻ってきます。
リノベーションで高級感がある
賃貸物件である以上、管理費という費用が徴収されます。
管理費とは
名前の通り建物を管理する費用の事で、修繕や清掃などの建物を維持していくためのメンテナンスに使われるのが一般的。
個人経営の賃貸マンションの場合、中には何に使われているのか分からない物件も多く存在します。
しかし国が管理するUR賃貸は、管理費を使って住人の為に定期的にリノベーションもしてくれるんです。
ちなみに、私の住むUR賃貸は築40年以上経過しているんですが
- 玄関にモニターホン
- 浴室乾燥機
- リビングにエアコン完備
- 外灯のLED化
- エレベーターに音声アナウンス
これらが標準装備されています。
築40年でコレだけの装備って、なかなか豪華じゃありませんか?
しかも、何に使ったかの名目と費用は毎年通知してくれる所も安心です。
住居費用を抑えたい方はUR賃貸はメリット多数です
以上のことから、UR賃貸住宅にはメリットが多い事が分かってもらえたと思います。
もう一度、UR賃貸住宅のメリットをまとめると
- 保証人が必要ない
- 初期費用が安い
- 契約更新する必要がない
- 早いもの勝ち
- お金があれば無職でも契約できる
- 敷金が戻ってきやすい
- 以外と高級設備
ぶっちゃけ、家賃の高い高層マンションに住みたい気持ちも分かりますし、UR賃貸が恥ずかしいという気持ちも分かりますが、支払い金額を考えると後悔しそうな気がしませんか?
借りている家ですので、できるだけ費用を安くしてお金を残しましょう!
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